グリーフケア、グリーフサポートなどの言葉を聞かれたことがあるでしょうか?
大切な方を失った深い悲しみの中にいる方への心のケア。
大切な方を亡くした後に、さまざまな思いや感情を抱くことはごく自然なことです。
喪失体験で苦しんでいる人にどう接していいかわからない・・何か力になりたいけれど・・
そんな時、私たちはどんなサポートができるのでしょうか。
気を付けたいのは 「いつまでも悲しんでないで・・」「思ったより元気そうね・・」
「あなたよりつらい人がいるのよ」「大往生でしたね」などの励ましや慰めのつもりの言葉は、
かえって悲しみの中にいる人を傷つけてしまうことがあるということです。
悲嘆のプロセスは一人一人それぞれ違っており、極めて個人的なものです。
死別した人に接する時にもっとも大切なことは、その方の思いを尊重し、その思いや今の状態にそっと
寄り添う姿勢だと思います。ただただ話を聞いてあげるだけでもよいのです。
あふれ出る感情、気持ちを抑え込まず、ありのままに表現すること、悲しみを感じきることが
心の回復の大きな助けになります。
大切な方を失うという体験は誰の身にも起こりうること・・。支えあいたいですね。
ココロホット・ネットワークでは大切な方を亡くされた方々のために「心の相談会」を行っています。
(詳細はトップページのニュースからご覧ください。)
身近に心のケアを必要とされている方がいらっしゃいましたら、ぜひお伝えください。
お力になりたいと思っています。