グリーフケア(深い悲しみ)への心のケア

グリーフケア、グリーフサポートなどの言葉を聞かれたことがあるでしょうか?

大切な方を失った深い悲しみの中にいる方への心のケア。

大切な方を亡くした後に、さまざまな思いや感情を抱くことはごく自然なことです。

 

喪失体験で苦しんでいる人にどう接していいかわからない・・何か力になりたいけれど・・

そんな時、私たちはどんなサポートができるのでしょうか。

気を付けたいのは 「いつまでも悲しんでないで・・」「思ったより元気そうね・・」

「あなたよりつらい人がいるのよ」「大往生でしたね」などの励ましや慰めのつもりの言葉は、

かえって悲しみの中にいる人を傷つけてしまうことがあるということです。

悲嘆のプロセスは一人一人それぞれ違っており、極めて個人的なものです。

死別した人に接する時にもっとも大切なことは、その方の思いを尊重し、その思いや今の状態にそっと

寄り添う姿勢だと思います。ただただ話を聞いてあげるだけでもよいのです。

あふれ出る感情、気持ちを抑え込まず、ありのままに表現すること、悲しみを感じきることが

心の回復の大きな助けになります。

大切な方を失うという体験は誰の身にも起こりうること・・。支えあいたいですね。

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ココロホット・ネットワークでは大切な方を亡くされた方々のために「心の相談会」を行っています。

(詳細はトップページのニュースからご覧ください。)

身近に心のケアを必要とされている方がいらっしゃいましたら、ぜひお伝えください。

お力になりたいと思っています。

 

 

2013年12月20日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : naomi-room

フラワーサイコセラピー in 名東区✿

名東区でフラワーサイコセラピーを行いました。

Sさんのご自宅を開放して頂き、温かいアットホームな空間、

冬の一日に元気なお花がパッと咲いたようなひと時でした。

朝、自宅を出る時はつぼみだった1輪のバラ、講座が始まる時間に合わせたようにふっくらと開いたのにはびっくり!

奇跡のバラです。(と思うと楽しいですよね・・・)

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こちらは製作風景。見本もなく自由に創る??うーん困ったわ・・

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ところが出来上がるとこの堂々笑顔!! とっても素敵な作品です。

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「冬の日に飾る 自分へのギフト」身近に飾って日常の応援ツールにしてくださいね。

さてギフトと言えば、親から子に贈ることのできる形のないギフトもありますね(無理やり心理学につなげている・・)

交流分析という心理学の一つの理論体系の中に、脚本分析というものがあります。

脚本とは、「人生早期に親の影響のもとに発達し、現在も進行中のプログラムで、個人の人生における重要な局面で、

どのように行動するべきか指図するもの」と定義されています。

私たちは、自分の人生の物語を生まれた時から書き始めていて、4歳までにその筋書きの要点を決め、

小学校にあがる頃には物語の細部まで完成されているといわれています。

例えば幼いころ、周りの大人から、この子は何をやっても駄目だというメッセージを受け続けたとします。

その子の人生脚本には「どうせ自分は何をやってもうまくできないダメな人間なんだ。成功なんて

自分には無縁なもの」と書かれてしまうかも知れません。

大人になって大きなビジネスチャンスが目の前に訪れた時もこの脚本がささやくのです。

「お前は何をやってもうまくいったためしがない。チャレンジしても痛い目をみるだけだ」

こうして、みすみすチャンスを見送ることになったり、挑戦しても、心の奥でうまくいくわけがないと

思いながらなので結局いい結果が出なかったり。(な、なんと勿体ない・・・)

幼いころに完成させた脚本は、その後の人生を支配するかのように作用し、その人の人生は自分が書いた

脚本が正しいことを証明するかのように展開します。

子供にはできれば、happyな脚本を書いてほしいですね!

「私にはできる」「私はみんなから愛されている」「失敗なんてない。うまくいかなかったけど、次への

ステップになった」「この世はすばらしいことで満ちている」

身近な大人、とりわけ親は子供の脚本に大きな影響を与えることは間違いなさそうです。子供が素敵な脚本を

持つために日々、親が贈ることのできる形のないギフト、大切にしたいですね。

 

もし今の脚本が自分の人生にとって、役に立ってないと思った時は迷わず書き換えましょう(^^)

人は本来、その可能性を最大限発揮させようとする、創造的で自由な存在。

(心理カウンセリングで基本とされる人間観)

環境等に支配されるだけでなく、主体的に自己選択する力、自分の力で立ち上がっていく力を持っているのです。

この世に生を受けたすべての人に贈られているギフトですね。

 

 

 

 

2013年12月13日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : naomi-room

今日のフラワーサイコセラピー✿

今年も はや12月。これから冬本番となりますね。

冬の日に飾る自分へのギフト!

5名様のグループでフラワーサイコセラピーに参加していただきました。

みなさん笑顔の制作風景。

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それぞれ世界にたった一つの、とっても素敵な作品が出来上がりました。

一人の女性であり母であり、ご家庭の主婦でもある方々、日常から少し離れた自分自身の時間を

過ごしていただけたでしょうか。

今日の作品に込められた ”可能性の種” 大切にしてください。

 

突然ですが、心理学のアプローチの一つ「家族療法」の考え方に、家族を一つのシステムとして捉える

「家族システム論」いうものがあります。

「家族」を、生きて成長し、変化する個々の家族メンバー(複数の有機体)によって構成される

一つの生きた集合体(有機体システム)と見なすのです。

有機体システムの中の個々の家族メンバーは相互に作用し合って、全体性を保とうとしています。

家族の一人のメンバーが家族全体に及ぼす影響、これをいい方に使わない手はありません。

自分が家族の中で、まず自分を大切にすること・・・ありのままであること・・・そこから発信されるもの

(正のエネルギーとでもいったらいいのかな?)は家族の中に、いい相互作用を生み、他のメンバーにも

いい影響が期待できるのではないでしょうか。

主婦という立場であると、ついつい自分のことは後回しにしがちになるかもせれませんが、

自分が楽しいこと、充実した毎日を過ごすこと、大切にしたいですね・・・。

皆さんとお話し、私も楽しい時間を過ごさせていただき、そんなことも頭に浮かびました。

ご参加してくださった皆様、有難うございました。