お正月も一段落ですね。
お休みをゆっくりと過ごして、心も体も健やかに整えたいものですが、
実際にはかえって忙しくて、そうもいかなかったり・・。
お休みに限らず、現代人にとって「癒やし」の時間を上手にとることは一つの大切なテーマだと感じます。
脳科学者の茂木健一郎さんによると、脳の働きから見て「癒やし」とは「全体性を回復すること」。
脳のあるモードしか使っていないと、どうしても歪みが生じてくる。そこで普段は欠けているモードに
自分をさらしてあげることで、脳の働きのバランスが良くなって「癒やし」が生じる。
普段自分が体験することや、行うことには意外と偏りがあるものです。
毎日のちょっとした時間で、脳のおろそかにしているモードを積極的に使ってみませんか?
月を眺める。冬の星座を見上げる。庭の四季の移ろいを探してみる。
無心になれるちょっとした趣味の時間。しばし自然の音に耳をすませてソファでくつろぐ。
目の前の仕事や勉強に、前のめりに生きていると、自分がそのようなものを欲していることすら
気づかないでいるのかも知れません。
健やかに自分を整えるために「癒やしの時間」、意識してみませんか?