魂のスケーター

今日の朝日新聞の朝刊の一面に、演技を終えた浅田真央さんの会心の笑顔と、「真央 3回転跳びきった」

の文字が踊っています。

メダルはなくとも、このようにトップ記事でとりあげられたことを、とても嬉しく感じました。

 

浅田真央さんのフリーの演技には息をのみました。本当にすごかった。

ほとばしる力が細胞の一つ一つにまでみなぎり、すべてを受け入れ、空気を切り裂き、この一瞬を舞う姿。

人間わざとは思えません。

そして何より美しかった。

このような演技の前に、メダルだとか点数だとかあらゆるジャッジは色あせ、意味を持たないと思います。

ジャッジに支配されるものではなく、あらゆるジャッジを超越した魂の舞でした。

 

演技を終えてリンクの中央に立つ真央さん、それを見つめる佐藤コーチをカメラがとらえていましたね。

あの静かな強い眼差しにも胸をうたれました。

言葉よりも雄弁に、万感の思いが伝わってきました。

 

華奢な体に人々の思い、自身の思いや軌跡、この世の次元を超えた何か、本当にいく千万のものを背負い、

あの舞台で昇華させた浅田真央さん、凄いスケーターです。

 

 

 

2014年2月22日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : naomi-room