1週間ほど前から、我が家の1階天井裏で、何かが走り回る音がします。
トン、タタタタタッ・・・ タタッ・・ タタタタタ・・・・トテッ・・
フッ、フッ・・・(息づかいか・・・・??)
何?何?ネズミ? それにしては存在感大きすぎ・・・
非日常の出来事にココロのどこかがヨロコんでいます。
「ネズミだっ!!」と叫ぶ娘の顔もイキイキ輝いているではないですか。ウン、ワカル・・。
゜゜ ゜ ゜ ☆☆ ゜゜☆
最近民家に出没すると話題の、ハクビシンか、アライグマ? それともイタチか、大型ネズミ?
ハクビシンなどだと糞尿の被害で家が大変なことになるそうで、駆除業者さんに家ををみてもらいましたが、
まだ糞などの痕跡や匂いは確認できず、様子見となりました。
けれど一日おきくらいに走り回る音は続いているのです。また今日も トン、タタタタタッ・・・・・・
いったいあなたはだあれ?
相手がわかれば、対処法も決まるのにと思いながら、手をこまねいています。
こんな時、私の頭に浮かぶ言葉は「不確かさの受容」。
論理療法で、「精神的に健康な人間の条件」として挙げられている項目の一つです。「不確かさの受容」の解釈は
「絶対に確実ということが、これまでも今後もあり得ないことを、十分受け入れていること」とされています。
すぐに答えの出ないあいまいな状況を受け入れ、時を待つことができる態度にも通じるのではないでしょうか。
効率や結果優先の風潮がある今の社会の中で、人の思考は「白か黒か」とか「1か10か」とか「いつまでに
結果が出るか」とか「原因は何か」とかはっきりした答えを求めがちです。
もちろんビジネスの場面などでは大切なことですが、あまりに過度になると心の柔軟さが失われ、生き方が窮屈に
なってしまうような気がします。
不確かな物事とうまく付き合う逞しさ、持っていたいものです。
ということで、しばらく「天井裏の誰かさん」とのお付き合いは様子見ということにしたいと思います。
そのうちふらりと出て行って、「そういえば、最近音がしなくなったなぁ・・」ということにならないかな・・・。