天井裏のあなたはだあれ?

1週間ほど前から、我が家の1階天井裏で、何かが走り回る音がします。

トン、タタタタタッ・・・  タタッ・・  タタタタタ・・・・トテッ・・

フッ、フッ・・・(息づかいか・・・・??)

何?何?ネズミ? それにしては存在感大きすぎ・・・

非日常の出来事にココロのどこかがヨロコんでいます。

「ネズミだっ!!」と叫ぶ娘の顔もイキイキ輝いているではないですか。ウン、ワカル・・。

゜゜ ゜ ゜ ☆☆ ゜゜ani003

最近民家に出没すると話題の、ハクビシンか、アライグマ? それともイタチか、大型ネズミ?

ハクビシンなどだと糞尿の被害で家が大変なことになるそうで、駆除業者さんに家ををみてもらいましたが、

まだ糞などの痕跡や匂いは確認できず、様子見となりました。

けれど一日おきくらいに走り回る音は続いているのです。また今日も トン、タタタタタッ・・・・・・

いったいあなたはだあれ?

相手がわかれば、対処法も決まるのにと思いながら、手をこまねいています。

 

こんな時、私の頭に浮かぶ言葉は「不確かさの受容」。

論理療法で、「精神的に健康な人間の条件」として挙げられている項目の一つです。「不確かさの受容」の解釈は

「絶対に確実ということが、これまでも今後もあり得ないことを、十分受け入れていること」とされています。

すぐに答えの出ないあいまいな状況を受け入れ、時を待つことができる態度にも通じるのではないでしょうか。

 

効率や結果優先の風潮がある今の社会の中で、人の思考は「白か黒か」とか「1か10か」とか「いつまでに

結果が出るか」とか「原因は何か」とかはっきりした答えを求めがちです。

もちろんビジネスの場面などでは大切なことですが、あまりに過度になると心の柔軟さが失われ、生き方が窮屈に

なってしまうような気がします。

不確かな物事とうまく付き合う逞しさ、持っていたいものです。

 

ということで、しばらく「天井裏の誰かさん」とのお付き合いは様子見ということにしたいと思います。

そのうちふらりと出て行って、「そういえば、最近音がしなくなったなぁ・・」ということにならないかな・・・。

 

 

2014年10月21日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : naomi-room