ちょっと実家に・・・

このお休みを使ってちょっと実家に帰ることにしました。

実家は今、親子二人ぐらしで、もともとお互いに意思疎通が下手なのですが、ここにきて相容れなさが

目立っているのです。

 

電話でそれぞれの話を聞くのですが、二人の話はまったく別の話のよう。

それぞれの捉え方と感情、お互いを心配する気持ちの不器用さ。

二人の間には、壁がそそり立っていて家のエネルギーが滞っているような印象を受けます。

 

離れてくらしている私も、とても切なく、身体が重い・・。

状況を変える魔法の杖は残念ながらありません。

 

せめて二人の滞ったエネルギーの中に、私も身をおき参戦してみよう。

人は意識の深いところ、個としての本質や無意識の領域に降りていくほど、他者とつながってくる。

ましてや家族となると尚更です。

 

自分の内側の無意識にチャンネルを合わせ、そこに身を任せてみようと思います。

私が帰ることで、どのような風が吹き、波が立つのかわかりませんが、

今のエネルギーの流れに何らかの変化が表れるのではないかと思っています。

 

さあ、ぬけるような青空の下、新幹線の旅。

行ってきまーす!!

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2015年4月30日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : naomi-room

間違ったらやり直せばいい

「間違ったらやり直せばいい」

以前、カウンセリングの師に言われた言葉です。

 

素直であることは、カウンセラーとしてもっとも大切なことの一つ。

カウンセリングに行き詰った時や、流れに違和感を覚えた時、素直にそのことをクライエントさんに

言ってみると、カウンセリングの流れが変わり、いい方向にいくことがあります。

わかったようなふりをしたり、型として身につけているカウンセラーらしい態度で乗り切ろうとしては

決していいカウンセリングにはなりません。

 

カウンセリングに限らず、日常でも同じことが言えると思います。

昨日友人に仕事のことで意見を求められ、自分の考えを述べた後、ハッとしました。

今の意見は自分自身のことを「投影」して出た言葉ではないかと・・・。

 

「投影」とは自分が抑圧している思考や感情をあたかも相手が持っているように錯覚すること。

例えば、何かにチャレンジしようとする子供にお母さんが

「あなたには無理じゃない?失敗するからやめたら?」

と言う時、このお母さん自身が持っている不安や抑圧を、子供に投影してしまっているのです。

お母さんは子供のこととして考えているつもりですが、実はお母さんの問題だからややこしい。

お母さん自身が、生きてきた過程のなかで身につけた余計なものが、子育ての邪魔をしているのです。

子供の自由な可能性の芽を摘んでしまいますよね。

 

普段の何気ない言葉や行動。

本来のピュアな自分から発した気持ちの良いものなのか、いつの間にか創り上げられた余計なものなのか、

注意深くありたいものです。

 

自分の中の余計なものに気づいたら手放す、気づいたら手放す・・

その道は延々と続くかのよう。

でもだんだんと景色が良くなるはずです!

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先の友人にはその後、すぐ伝えました。

「ごめんなさい。今の意見は自分のことを重ね合わせたみたい・・」と。

 

 

2015年4月22日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : naomi-room

庭にも春が来た

満天星つつじ、今年は可憐な花をつけました。

手前は春蘭。

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去年はどういうわけか、満天星つつじがまったく花をつけなかったのですが、今年はまさしく満点の星。

ドウダンを満天星と書くとは、今変換して初めて知りました。

まさにあまたの星が空から降ってくるかのよう・・

 

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こちらはフリージア。

家の前の持ち主の方が植えたようです。

球根が土の中で生きていたらしく、春になるとにょきにょき芽をだし、数日間で花を咲かせます。

初めてお目にかかった年はちょっと感動しました。

 

他にもスノードロップ、イベリス、キンセンカ、ローズマリーなど春らしい可憐な花が咲いています。

また、アジサイやエゴノキ、ザクロなどの落葉樹が新緑となりました。

バラはたくさんのつぼみを付けました。シャクヤクもいつもまにかニョキリ芽をだし葉を広げています。

ハゴロモジャスミンも花咲く準備万端です。

 

うなぎの寝床のような小さな庭を、一日に何度も行ったり来たり・・・。

バラの挿し木から芽が伸びる様子、花の刻々と移り変わる様子、植物との関わりは癒やされます。

人も花もこの瞬間を生きている、宇宙の仲間。

 

 

2015年4月12日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : naomi-room

緊張を受け入れてみると・・・

今日から4月。      sea107

仕事や学校など、新しい環境に身をおかれる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

この時期、では自己紹介をとか、では一言ずつ・・みたいな場面、多いですよね。

 

よく、「人前で話す時、とても緊張してしまうのですが、どうしたらよいでしょうか?」とか

「プレゼンでいつも緊張してしまうので、こわいです。」

などの悩みをお聞きします。

 

私自身も「緊張しないで話す」というのは長年の願いでした。

20代の頃、会社でのスピーチで呼吸が乱れるくらい緊張した経験もあります。

小さなトラウマとなるほどの嫌な経験でしたが、今では思い出してもなんということはありません。

きっと私の中で「緊張すること」に対してそれほど抵抗がなくなったのでしょう。

 

緊張すると、ドキドキする、汗をかく、血圧が上がる、全身の筋肉が硬直する、など体に変化が起こります。

これらのストレス反応は、実は必要あって起こっている「からだの知恵」。

 

今から行うことに対して身体が準備を始めたのです。

心拍や呼吸が速くなるのは必要なエネルギーをたくさん送るため。

手のひらに汗をかくのは、いざという時パッと物をつかむなど、素早い行動の準備。

ほどよい緊張は集中力を高めます。

 

よくスポーツ選手などがいい結果を残した時に、「いい緊張の中で戦えました」とコメントしたりするのは、

まさにこの原理だと思います。

 

なので私も、ドキドキが始まったな、と自覚したときには、

「おお よしよし、身体が準備を始めたな~。OK! OK!」

と自分の状態を受け入れることにしているのです。

 

ね、少しゆとりが生まれませんか?

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2015年4月1日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : naomi-room