ノーベル医学生理学賞に続いて、ノーベル物理学賞と日本人の受賞が続いています。
明るいニュースですね!
今朝の新聞に物理学賞受賞の梶田さんの寄稿が載っていました。
[私たちがみつけた「ニュートリノ振動」とはどのような現象なのか。
もし、これを読んでいるあなたが小学生なら、こう覚えてください] という書き出しで、
しばしば難解になりがちな物理の世界を、できるかぎり簡単に説明してくださってます。
物理が苦手というレベル以前の、情けない理解度の私でも、「ほお~っ、そういうことなんだ・・・」
2回読んで、少し理解できた気がします。
従来の考えでは重さがないとされていたニュートリノに、実は重さがあることが証明されたことで、
今後、宇宙の物質の起源をひもとく研究が進んでいくのが楽しみです。
宇宙のあらゆる物質、海も、山も、石ころも、猫も、机も、スイカも、そして私も、みんなみんな宇宙の一部。
宇宙エネルギーによって生み出されたもの・・・。
そんな私たちの起源や、私という宇宙の中の一つの物質がいったいどんな性質を持っているのかを知ることは、
これから歩む道の大きなヒントになることでしょう。
今世界の中でいろいろなことが起こっていて、人類の岐路ともいえるような状況にもみえます。
私たちの在り方が問われています。
そんな中で、ひたすらコツコツと、このような研究を積み上げている方がいらっしゃる。
研究が進み、人間という物質が解き明かされていくと、私たちは何を思い、どう変化していくのでしょう。
未来に希望が持てるような気がします。