物と別れる

昨日はゴミを出す日だったので、押し入れの肥やしになっていたものを出しました。

かつて子供が喜んで使っていた手作りのレッスンバッグ、上履き入れなど、不要になっても思い入れがあって

捨てられないものがたまっていました。

 

手放してもいいな、という時期がきたのだと思います。

ありがとうと心の中でつぶやきながら、そっとゴミ袋に。

 

人と物も縁があって出会ったはず。

物と出会い、いつもそばにある親密な関係が続き、やがて役目を終えて距離がうまれる。

 

この宇宙の万物は、刻々と変化していっているのだから、人と物との関係も当然変わってくる。

お気に入りだったものも、いつか離れていくものです。

時期がきたら、あれこれ思わないで手放せばいい。

 

物にもエネルギーが宿っているような気がします。

今必要なものは、物といえど元気に見えるし、役目を終えたものはひっそりと、ただ、ものとしてある。

 

子供のころ、祖母や母は、長年つかったものなど処分するときに、「粗末にならないように」という言葉で、

処分するときにも物への敬意をもっていたように思います。

だだの「もの」というのでなく、縁とか、今まで役立ってくれた感謝のようなものがあったのでしょうね。

 

お別れの時がきたなと感じたら、感謝して手放してもいいのかな・・・。

 

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庭の枝垂れエゴノキ。

今年は葉っぱも元気いっぱい!!