紫陽花の色

雨上がりの庭、アジサイがきれいです。

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アジサイは土壌によって色が変わるそうですね。

昨日TVをみていたら、お天気コーナーでちょうど解説していました。

酸性の土壌は青色系に、アルカリ性の土壌は赤色系に。

ということは、我が家の庭はアルカリ性の土壌ということなのでしょうか・・。

 

中学生のころ読んだ推理小説、題名もストーリーも思い出せないのですが、結末だけ強く印象に残っています。

(森村誠一の「花の骸」だったような気もするのですが、まったく自信がありません)

確かアジサイの根元に犯人が死体を埋めるのですね。

アジサイの花の色が変わったことから、埋められていた死体が発見される。

 

あざやかな紫陽花の花と、腐乱する死体。

地中から死者の情念がたちのぼり、鮮やかな花を咲かせ、自分の居場所を知らしめる。

恐ろしや、恐ろしや・・・

 

気功家のの望月勇さんによると、アジサイは植物の中でも、とても強い「気」を出していて、強すぎて人間が

負けてしまうくらいのこともあるのだとか。(学研文庫 気の発見より)

わかるような気がします。

 

美しいだけではない。

こちらに迫ってくる強さ、したたかさ、飲み込まれるような感じ・・。

存在感のある花です。

 

我が家のアジサイの根元、掘り返してみる勇気はありません。

 

2016年6月8日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : naomi-room