やっとできた・・・
この日を迎えるなんて・・・
1000ピースのジクソーパズル。
思えば長い道のりでした。
もともと5年ほど前、子供が小学生の時にやりはじめたものです。
最初は一人で・・時々はお友達と・・コツコツとやっていたときはよかった。
が・・・
ムーミンたち登場人物(?)ができたころから、すっかり製作が止まり、部屋を占領するだけの板と化していました。
ただの板なら、立てかけて部屋の隅や押し入れに移動することもできる・・・けれどもこれは製作途中のパズルです。
そのまま平らに保管しておくしかない。
狭い部屋をいたずらに占領しているのをみるストレス、掃除の度、ピースを動かさないよう、そっと移動する
ストレス。
「早くなんとかして!!」
この4~5年間、何度子供にむかって言ってきたかわかりません。
それでも、仕上げる気配がまるでない・・・
「えーい、もう崩してしまえ・・」
ついに先日、手をかけようとしたその時、ムーミンと目が合ってしまったのです。
はたと私の手は止まり、ムーミンやミー、スナフキンをあらためてみました。
やっぱり崩すのはしのびない・・少しずつでも私が作っていこう。
こうしてやり始めたのですが、肩は凝る、腰は痛い、寝不足になる・・
けれども、それにもまして、ピースがぴたりとはまり、だんだんと世界が完成していく喜び。
ひたすらピースを探す、はめる、この単純作業がこんなにも楽しく感じるとは・・・
手がかりのほとんどない背景の製作、どれも同じに見えるピース、思うようにはかどらない、ストレスがたまりそうな
ものですが、意外にも大丈夫なのです。
それどころか、時間を作ってでも続きをやりたくなってくる。
絵柄にも癒されたのかもしれません。
製作中、心が脳が、喜んでいるのを感じました。
うーん・・ジクソーパズル、奥が深いですぞ。