今日は父方の祖母の命日です。
亡くなってちょうど30年。
最近、何か波が来たように祖母の存在を感じています。
ここにきて不思議に、いとこや叔母から、祖母の思い出を聞くこともたびたびあります。
ここ30年、命日もほとんど忘れて過ごしていたのですが。
いつも陽気でアバウト、そして相当たくましい人だったと思います。
「山より大きい獅子は出ん」とよく言っていたのが耳に残っています。
人生の節々でその言葉がよみがえり、祖母のどっしりとした在りようを感じて力を得たような気がします。
亡くなった後、祖母の手帳が出てきました。
そのあるページにその当時私が勤めていた会社の名前が、祖母の字でびっしり。
カタカナ表記の社名だったのですが、平仮名に変換され、見開きのページいっぱいに鉛筆の字が躍っていました。
どんな気持ちで一心に書いたのかな・・
今日は形見のサンゴのかんざしをそばにおいて過ごします。