お昼に帰宅して門扉を開けると・・・
ひょこひょこと歩いているものが・・・
キジバトの雛です!
ひと月前くらいでしょうか。
樫の木にキジバトが巣をつくっている様子だったのですが、庭の水やりをしていた家族が、ある時うっかりして勢いよく放水。
バタバタバタと、あわてて親バトが逃げてしまいました。
巣に卵があったのではないか・・・気になっていました。
キジバトは警戒心が強く、簡単に卵や巣をあきらめてしまうからです。
よかった~
ちゃんと産まれて巣立ったのです。
それにしてもなんてかわいい。
そっとしておかねばと思う一方、ついつい庭に様子を見に行きました。
ひょこひょこ歩いているかと思えば、日陰をみつけて休んでいたり。
夕方には姿が見えなくなっていました。
ちゃんと飛び立ってくれたことを祈ります。
鳩にまつわる思い出。
子供の時、伝書バトが家に迷い込んできたことがありました。
ケガをしているようです。
多分飛んでいるときに、鷲か鷹かに攻撃されたのでしょう。
家の軒先の梁をしばらくの宿と定めたようで、傷が癒えるまで、2~3週間滞在しました。
最初ベトベトだった糞が、だんだん健康なものとなり、元気になっていくのがわかりました。
そしてある日、元気に大空へ飛び立っていきました。
任務の再開ですね。
傷を負っても、ちゃんと自分で養生し、再生するたくましさ。
子供心にも、鳩に備わった叡智に感心しました。
住宅地の中にある我が家にも、山鳩、カミキリ、テントウムシ、蝉、トカゲ、日々たくさんのお客様。
どんな場所でも、目をひらけばセンス・オブ・ワンダーです。