カウンセリングオフィス+αさんの3周年祭 箱庭療法体験会に参加させていただきました。
お二人のセラピストに見守っていただきながら、自由に作品を創ります。
まず、手作りの箱に自分で好きなだけの砂を入れます。
砂遊びの感覚で、砂の感触を感じながら、模様をつくったり、山にしてみたり。
次はアイテムを置いていきます
たくさん並んだアイテムの中から、気になった物を持ってきて、置きたいと思ったところに置きます。
うーん、ここじゃない、やっぱりこっちかな・・
角笛、木像、万華鏡のようにきらきら光るプレート、エキゾチックなお面、恐竜、動物、蛇、魚、鳥
仕上げにに花びらや鳥の羽をひらひらと天から降らせました。
できました!
セラピストのお二人と作品をみていきます。
テーマも意図ももたず、その瞬間の感性の積み重ねでできた作品です。
ただ、途中からネイティブアメリカンのような、大地に根差した世界観を感じていました。
大地と太陽、生物、植物、あらゆるものが時空を超え、分けられることなく、つながって生きている。
そんな宇宙観が反映された作品なのかな~というところに落ち着き、体験終了。
が、一夜明けて、はたと気づいたのです。
ここに表れているのは「鎮魂」ではないか。
砂を盛って、その上に象徴的なものを置く。
半分砂に潜っているものもある。
動物たちはそれぞれの場所で、安らかにたたずんでいる。
天からは、花びらや鳥の羽がふわりふわりと、優しく砂の上に舞い落ちる。
プロセスの一つ一つが、大地や幾多のの魂を弔う作業のようにも思えます。
深層が現れた・・・
そう感じました。
ふふふ、今頃気づいたの?
正面に座ると、じっとこちらを見つめている懐かしい顔。
赤いダルマに母の面影が・・
昨日は亡くなった母の誕生日でもありました。