初夢を話す

あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いいたします。

 

今年の初夢、お正月に実家でみた夢。

巳年の私にふさわしく蛇の夢でした。

 

わりに平たい入れ物に、オレンジ色の蛇と地味な蛇、2匹が入っています。

この平たい入れ物では、蛇がすぐ逃げてしまう・・

そう思った私は、なんとかしなければと思います。

ところが蛇たち、ちょっと目を離したすきに、近くにあった水槽に自ら入ったのです。

う~ん、水がいっぱい入っていて、この水槽も蛇の住む環境ではないかも・・

そう思った瞬間、私は蛇たちを、また別のすり鉢のような入れ物に移し替えたのです。

その入れ物には、茶色に混濁した湯のような液体が入っていました。

しまった・・・

そう思ったときにはすでに遅く、2匹の蛇は熱でぐったり。

もう助からないかも、と焦っているところで、目が覚めました。

 

とても示唆的で、印象的な夢だった、と思いました。

蛇たちが、自由に選び取った環境を、私は自分の思い込みで壊し、自分がもっと良くしてやろうとします。

ところが、私がよかれと思っってやったことは、、蛇たちを死に追いやってしまうのですから。

 

見守りつつも、その人の力を信じてゆだねる。

自分がなんとかしようではなく。

私ができる具体的な何かよりも、もっと大切なことがあると改めて気づかされた夢でした。

 

自分のみた夢、私は身内にも友達にもよく話します。

昨日、仕事仲間の会でこの夢の話を、私の日常と重ねて話したところ、ある方が「今の自分にとても大切に思える話、聞けてよかった」と言ってくださいました。

 

マレーシアの先住民族のある部族は、夢を家族や部族内で語る文化があるそうです。

ユング派には夢分析という心理療法があります。

心理学者のアーノルドミンデルは、夢と身体症状、夢と現実との間に重大なつながりがあることを、提唱しています。

 

夢・・不思議な不思議な物語・・・

 

 

 

 

2018年1月10日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : naomi-room