ワインの幸せ

 

先日実家に眠っていた赤ワインを何本かもらってきました。

 

その時の兄との会話

私「最近はワイン飲まないの?」(部屋の隅でほこりをかぶっているワインたちに目をやりつつ・・)

兄「うん、ワイン好きと思われとるから、みんなくれるんだけどね・・・最近はそこまで飲まない・・」

私「ふーん、こんなにあるのに勿体ない・・誰か好きな人にあげたら?・・」

兄「あ、よかったら持って帰る?」(私の下心はお見通しのよう・・)

私「え~ いいのお~」

私の会話、完全に裏面的交流になってます(‘Д’)

(裏面的交流→表面的なやり取りの裏で、別の隠れたメッセージを伝えること)

 

量は飲めません。

せいぜいグラスに2杯まで。

好みのお料理を何品か準備し、いそいそとワインを開ける幸せ。

私のテキトー料理でもワインがあると、格段においしくなるから不思議です。

最近のお気に入りは、湯煎で作るローストビーフ。

失敗なく、おいしく、安くできるいいことだらけの科学実験をしているような料理。

手軽なチーズやクラッカーも常備しています。

 

家族任せにしていたコルク抜きも自分でできるようになりました。

5年ほど前だったか、ひとりの夕食の時に飲みたくなり、「意地でも飲んでやるー」とコルク抜きに挑戦。

ネット動画を見つつ、悪戦苦闘の末、なんとか自分で開けれた時の嬉しさといったら!

それ以来、飲みたいときに一人でも飲む自由を手に入れたのでした。

 

ワインの良し悪しはわからないし、勉強する気もないけれど、口に合うワインと出会ったときは、「ああ、おいしい」と自然に言葉がでます。

それだけで十分。

日々の雑多なことはとりあえずおいといて、とりあえず今宵は料理とワインを。

そんな時間が、私にとってはとてもいいひと時になっています。

とても自分が幸せと思えて、周りへの感謝も湧いてくる。

自分で言うのも何なんですが、いいお酒ですね~

 

2018年4月28日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : naomi-room

わかろうとして聞く

新学期が始まりました。

進学やクラス替え、新しい出会いなど環境が変わるときですね。

 

子供が幼稚園時代からのママ友たちと時々テニスやバドミントンを楽しんでいます。

スポーツをしにいくのか、お口の運動に行くのかわからないような会です。

新学期一回目のバドミントン、やはり話題は、子供たちの新学期のクラス替え、新しい担任の先生のことなど。

新しいクラスになじめるかなー、仲のいい子がクラスに一人もいなくて・・などなどみんな心配はつきません。

 

私も子供のこと、心配です。

家での様子をみていても、新学期のストレスを抱えていることはひしひしと伝わってきます。

親は本人ではないから、基本何もできない。

聞いてあげることくらいしかできない。

ではどのように聞くか

自分の経験を引き合いに出してみたり(私も時々やりますが・・)、とにかく励ましてみたり、あなたのこういうところがダメなんだよとダメ出ししてみたり。

これは子供の心と離れていることが多いように思います。

 

ヒューマニスティック心理学で多大な功績をあげ、来談者中心療法のカール・ロジャーズは、こう言っています。

「直そうとするな、わかろうとせよ」

 

カウンセリングに限らず、親が子供に接する時も一番大切なところだと私は思っています。

「導くのではなく、わかろうとして聞く」

親が子供の気持ちをわかろうとしていること、全面的に受け止めてくれていること、これは子供に伝わります。

そうすると子供は話せる。話せなくてもどこかで安心感を持つことができる。

すると子供自身の力が活性化される。

なんといっても自分のことを一番わかっているのは、子供本人なのだから、ここは親と言っても弟子入りモードで聞くのです。

 

娘が昨日の朝つぶやきました。

娘「あーあ、行きたくないな~」

私「そうやね~」

娘「今とっても失礼なこと思っちゃった。お母さんに私の気持ち、本当にわかってるの?って」

 

ほんとそうなんです。

わからない。

分かろうとすることしかできないのです。心を寄せ続けることしか・・。

 

 


冬の間球根で過ごしたナルコユリがにょっきりと。

二晩ほどでこんなに伸びるなんて!

 

 

2018年4月12日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : naomi-room