新学期が始まりました。
進学やクラス替え、新しい出会いなど環境が変わるときですね。
子供が幼稚園時代からのママ友たちと時々テニスやバドミントンを楽しんでいます。
スポーツをしにいくのか、お口の運動に行くのかわからないような会です。
新学期一回目のバドミントン、やはり話題は、子供たちの新学期のクラス替え、新しい担任の先生のことなど。
新しいクラスになじめるかなー、仲のいい子がクラスに一人もいなくて・・などなどみんな心配はつきません。
私も子供のこと、心配です。
家での様子をみていても、新学期のストレスを抱えていることはひしひしと伝わってきます。
親は本人ではないから、基本何もできない。
聞いてあげることくらいしかできない。
ではどのように聞くか
自分の経験を引き合いに出してみたり(私も時々やりますが・・)、とにかく励ましてみたり、あなたのこういうところがダメなんだよとダメ出ししてみたり。
これは子供の心と離れていることが多いように思います。
ヒューマニスティック心理学で多大な功績をあげ、来談者中心療法のカール・ロジャーズは、こう言っています。
「直そうとするな、わかろうとせよ」
カウンセリングに限らず、親が子供に接する時も一番大切なところだと私は思っています。
「導くのではなく、わかろうとして聞く」
親が子供の気持ちをわかろうとしていること、全面的に受け止めてくれていること、これは子供に伝わります。
そうすると子供は話せる。話せなくてもどこかで安心感を持つことができる。
すると子供自身の力が活性化される。
なんといっても自分のことを一番わかっているのは、子供本人なのだから、ここは親と言っても弟子入りモードで聞くのです。
娘が昨日の朝つぶやきました。
娘「あーあ、行きたくないな~」
私「そうやね~」
娘「今とっても失礼なこと思っちゃった。お母さんに私の気持ち、本当にわかってるの?って」
ほんとそうなんです。
わからない。
分かろうとすることしかできないのです。心を寄せ続けることしか・・。
冬の間球根で過ごしたナルコユリがにょっきりと。
二晩ほどでこんなに伸びるなんて!