スズメの子 飛び立つ

昨晩、家族が帰り道、スズメの幼鳥を保護しました。

横断歩道の真ん中でうずくまっていて、車にひかれるのは時間の問題という状況だったよう。

 

とりあえず我が家が一夜のお宿となり、元気になってもらいたい。

 

 

保護した野鳥の飼育方法を調べ、家族みんなで世話をしました。

アクエリアスを人肌程度に温め、ストローで口元へ。

おなかがすいていたのでしょう、クククッと何滴も飲んでくれました。

まだ飛ぶ力はなく、目もほとんど閉じたまま。

 

とにかく暖かくしてゆっくり休ませよう。

ダンボールに新聞を割いて入れ、止まり木、乾燥を防ぐ濡れティッシュ、ペットボトルで作った簡易ゆたんぽを入れました。

ダンボールの上は開けたままタオルで覆って、一夜のお宿の完成。

 

明け方5時、そろそろとタオルをめくってみると、まだ眠っている様子。

よかった!無事一晩過ごしてくれました。

 

7時になって再びタオルをめくると、昨晩と違う止まり木にとまっている。

アッと思った瞬間、箱から飛び立って、部屋の中を飛び回るという事態に・・・

 

やっとの思いで捕まえました。

アクエリアスを与え、庭で獲った青虫も与えてみましたが、こちらは食べず。

 

でもこの様子なら、外に放せそうです。

主人と娘が放しに行きました。

外に出ると、仲間を呼ぶかのように大きな声で啼き、それにこたえるように3羽くらいのスズメが近くに飛んできたそう。

そして子スズメも、大きく大きく羽ばたいて、飛んでいったということです。

「よかったなあ」と言いつつ帰って来た二人の顔はとても晴れやか。

 

たくましく生きてくれますように・・

野生の力を信じます!

 

雨の日にひたすら

名古屋、梅雨入りしました。

 

雨の日にひとり家で過ごすのが、割合好きです。

外の雨音をBGMにして、癒し系のCDをごくごく小さい音量で加える。

外でさえずる鳥の声も聞こえる。(鳥というのは雨でもお構いなしに啼いていますね)

 

さて何をしましょう。

そうそう、近所でたくさん頂いた紫玉ねぎを酢漬けにしておこう。

ついでにお弁当に便利な味卵も。

田舎から届いた大量のソラマメはゆでて冷凍。

 

ソラマメをひたすらさやから取り出し、中の皮に切り目を・・

紫玉ねぎを包丁でひたすらスライスにする。サクサクサクサク・・・

半熟卵の殻をひたすらむく。

 

始める前は、面倒だなーと思っていても、やり始めるとちょっとした楽しさがあります。

暮らしの中の単純作業も捨てたものではない。

何も考えず、もくもくと手を動かす時間。

 

さあ完成!

これで、あと一品というときに助かります。

家族は言うでしょうね・・・

えー また玉ねぎ~? またソラマメか・・・

ま、家の料理なんてそんなもんです。

文句があれば、自分でつくってね!

 

子供の頃は家で、本当にいろいろと加工食品に至るまで作っていましたね。

ゴマもかんぴょうも、干しシイタケも切干大根も。

母と祖母がかんぴょうをくるくるとリンゴの皮をむくように帯状にしていた光景を思い出します。

 

今は自分でやらなくても、何でも手に入る便利な時代。

その恩恵の中でくらしつつも、時々は自分の感覚を頼りに手を使うことは大切かも・・と思います。

人がいにしえの昔からやってきたこと。

玉ねぎの酢漬けくらいで大袈裟ですね・・(^^ゞ