2週間ほど前のこと、試供品の化粧水が合わなかったのか、肌がかぶれてしまった。
ある朝、鏡をみると、左右の目の間が少し赤くただれたようになっている。
その赤いただれは瞬く間に広がり、次の日には目じりを残して両方の目の周りにぐるりとマルが描かれていた。
これは何かに似ている。
タヌキか…いや違う。
パンダか…いやちょっと違う。
キツネザルか……ん、近いかも!!
しばらくキツネザルで過ごすのだなと思うと、ちょっと楽しくなっていた。
ところが意外と早く治った。
赤い兆候をみとめてから、元に戻るまで一週間とかからなかった。
2~3日かけて広がるだけ広がったあとは、すごい勢いで修復していった。
その刻々と変化するさまを、日々観察するのは面白い。
朝夕でも変化している。
アメリカの生化学者、シェーンハイマーの「生命は機械ではない 生命は流れだ」の言葉そのままに、自分という生命体も目に見えて流れている。
まさに福岡伸一さんの提唱する動的平衡、生命は「分解と合成」を絶え間なく行っていることを実感する。
試供品の化粧水はどこかのドラッグストアでもらったもの。
ちょうど泊りがけの帰省があり、携帯に便利なのでメーカーも見ずに使った。
ただパッケージに、「年齢を重ねた肌へ…」みたいなキャッチコピーが書かれていたのは覚えている。
この、しっとりこってり系の化粧水を使うには、私まだ若すぎたんじゃないですかねー (´▽`)