昨夜、ご近所の方のお通夜に参列しました。
私自身はほとんど存じ上げない方でした。
でもお通夜という同じ場で、ご家族のご様子、また親しかった地域の方がそれぞれの思い出を語っておられたり、
お人柄をしのんでいらっしゃる中に共にいると、何か私までもその方と知り合いだったかのような
身近な感じが湧いてくるようでした。
この地でみんなとふれあいながら精いっぱい生き、その時が来て、家族をはじめ大勢の方の想いに包まれながら
旅立っていかれるのだなと思いました。
それぞれ気持ちの在り様は違うにしろ、一人の方の死という尊い大きな出来事をみんなで共に受け止める
ことは、何かご家族にとっても力になるような気がします。
人間である以上、誰一人として死を避けることはできません。
たった一人で旅立つことは、孤独にも思えます。
でも人間は、人の心に想いを馳せたり、悲しみを共有することができる高度な感情を持つ生き物。
そしてそれを人に伝えることができる・・・
想いを持つとき、みんなつながっているのだなと思います。