『すべての人は、一人ひとり唯一無二のユニークでかけがえのない存在です。その個性、能力を最大限に発揮させようとする創造的傾向を備え、主体的に自分の人生を生きる力を持っています』
これはヒューマニスティック心理学の人間観を表したもので、心理職としての私自身のベースとなっています。
このような人間観を信頼して、誰もが唯一無二の自分の本質のままに、その個性 能力を伸ばせるとよいのですが、実際には難しく感じることもあるのではないでしょうか。
一例ですが、人は成長過程で周りの大人の価値観を自分のものとし、期待に応える生き方をしていたり、自分を護ることをを身につけて、本来の自分らしさから遠ざかってしまっていることがあります。
それはそれで、精一杯生きていることに変わりなく、努力も実を結ぶなど、一見うまくいっているかにみえます。ところが、それが本来の自分から離れ、無理を重ねているとしたら、どこかでひずみが出てしまいます。
何かしんどい、いろんなことが上手くいかない、身体に症状が出てきたなど、ひずみに気づいたなら、今こそ本来の自分を見いだすときではないでしょうか。
カウンセリングではどのようなことが期待できるのでしょう。
具体的には、心の整理、浄化、傷が癒される、価値観や偏りの見直し、自分を知る、セルフケアを身につける、力の回復など多くのことがあげられます。
その先には、より自由な自分が現われ、その力を存分に発揮しながら自分らしく創造的な人生へと歩んでいくことでしょう。
カウンセリングの手法ですが、じっくりお話を聴くことを基本とした上で、各種療法の統合的スタイルです。少し専門的な話になりますが、来談者中心療法をベースに、家族療法、ゲシュタルト療法、フォーカシング、認知行動療法、プロセス指向心理学などの各手法のエッセンスを取り入れています。
ご本人がお越しになれない場合は、他のご家族がカウンセリングを受けることも効果があります。問題を持っているようにみえる一人が、他の家族や前の世代からの課題を背負っていることはよくあり、家族全体のテーマとしてみていきます。
カウンセリングの頻度など、ご希望をお聞きしながら一緒にいい形を見つけていきますが、ご自身の主体性を大切にしています。
守秘義務を遵守いたします。安心してお話しください。
ご相談内容の一例
□気分の落ちこみ 不安感 自己肯定感が低い 孤独感
□家族との関係 子育て 不登校 発達障害
□対人関係 友人関係 ママ友関係 実家との関係
□仕事に関すること
□更年期 心因による身体の不調 闘病中の心の整理
□グリーフ 喪失体験 ペットロス
□セルフケア 過去のトラウマ パニック症状
□自己実現 人生の選択
□話せる場所がない
◇悩みは一つではなく、複数からみあっていることも多いものです。どんなことからでもいいので、お話しください。一緒にひもといていきましょう。
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