飼っているアカヒレが、一匹死んでしまいました。
おとといの晩に底にうずくまるようにじっとしている一匹をみつけ、気になったのですが、餌を与えると浮き上
がって食べ始めたので、ほっとしていました。
ところが昨日の朝、底に横たわって死んでいました。
その日の夜のこと、夫の叔父が亡くなったという知らせがありました。
3か月前、「近くに来たから・・」と我が家に寄ってくださったばかりだったのですが。
今思うと、最後のお別れに来られたのかもしれません。
一緒にいたご家族が、「そろそろ失礼しましょう」と何度も促されるのに、話のつきないご様子でした。
アカヒレの死は、虫の知らせだったのかなと思います。
虫の知らせ・・。
誰かの死などに関して、知らせを受ける前に何かを感じ取る第六感のようなもの。
多くの人が経験しているようです。
夢、胸騒ぎ、体の不調、生き物などを通じて。
私も何度もそういう経験があります。
昨年のこと、父方の叔父が亡くなる夢を見た日の翌日、その叔父は亡くなりました。
母が亡くなったときも、暗示するような夢をみました。
また母方の伯父が亡くなったときは、出かける予定があるのに、突然おなかが痛くなり、ぐずぐずしているところ
に、訃報の電話がはいりました。
他にもいろいろあります。
そしてもう一つ思うこと・・・
おととい亡くなった叔父は、死の前に訪れることで、我が家の「負」も一緒に持っていってくださったのかも知れ
ません。
人は亡くなるとき周りの人の「負」を代わりに背負う役目もあるのでは・・という気がするのです。
「死」とは一世一代の大きな仕事です。