年が明けたと思ったら、はや1月も末ですね。
今年は酉年。
昨年末、伊勢神宮にお参りした時、内宮で出会ったニワトリ。
どこからか急に現れて、その神々しい姿はハッとするようでした。
最近知ったのですが、伊勢神宮の神使はニワトリだそうです。
そもそも「神使」とは・・・
神道において神の使者とされる動物、また神そのものと考えられることもあるとか。
伊勢神宮の主祭神はアマテラス。
その昔、天の岩戸に籠ってしまったアマテラスを、何とか連れ出そうと八百万の神が知恵を絞った時に、ニワトリが活躍したエピソードが古事記に記されています。
“常世の長鳴鳥を集へて、鳴かしめて・・・”のくだり。
他にも「神使」とされている動物、蛇、牛、虎、鳩、狐、鹿、海蛇、蜂などなど。
人それぞれ、何か惹かれたり、気になる動物がいるのではないかなという気がしますが、どうでしょう。
ちなみに私は蛇と相性が良いようです。
巳年生まれで、子供のころから、身近な動物。
旧い実家の天井裏には「やぬし」という、家の守り神とされる蛇がくらしていました。
庭にも、道にも、山にもそれはもういたるところで蛇を目にしていました。
今では帰省しても、もうほとんどその姿を見ることはありません。
でも私の原風景の中には、しっかりと彼らがいます。
あまりに縁があって”ワタシは蛇”という感じも・・ ~>゜)~~~
話がそれましたが、酉年の今年は、ニワトリさんの力もお受けしたいものです。
夜明け一番の「コケコッコー」の鳴き声は空気をつんざき、背筋もピンとなるようです。