4月から新しい仕事を始め、月に数回、通勤混雑時の電車に乗っています。
ドア付近まで人があふれ、うかうかすると、乗り損ねてしまうほどの混雑です。
乗ったら乗ったで、自分の意志で立っているというよりも、人の身体の圧力の中に身を任せるしかない状態。
岡山育ちで都会の通勤ラッシュの経験がない私は、とてもストレスに感じていました。
昨日の出勤時にふと頭に浮かんだ言葉・・・
「もし上手くいかないのなら、もう繰り返すな、何か違ったことをせよ。」
これはアメリカの天才的といわれた催眠療法家、ミルトン・エリクソンの流れをくむ心理療法、
ブリーフセラピー(短期療法)のアプローチの一つです。
私はホームに降りるいつも使っている階段ではなく、逆側にある階段を降りてみました。
そして初めて乗る先頭車両に・・。ここも前回までの場所と同じように人々が列をなしています。
電車が着きました。ここで前回までの場所とは違った光景が・・・。
電車の中、若干人が少ない感じ。そしてこの場所ではホームの駅員さんがアナウンスしてくださるのです。
「皆様、あと一歩ずつ中の方におつめください。」
その結果、列をなしていた人々は電車の中にスムーズに吸い込まれていきました。
先頭車両で一番端のためか、目的地まで新たに乗り込んで来る方はほとんどいません。
今までになく圧迫感のない快適な通勤となりました。
次回も先頭車両に乗ろうと心に誓うのでした!!
ブリーフセラピーの中心哲学となっている、以下の3つのアプローチには時々助けられます。
ご参考までに・・・
- もし上手く行っているのなら、それを直そうとするな。
- もし一度上手く行ったのなら、またそれをせよ。
- もし上手く行かないのなら、繰り返すな、何か違ったことをせよ。
ちなみに今日私は、耳鼻科で花粉症のための薬をもらってきました。
昨年もその薬出して頂き、私の症状に合う薬です。
「もし上手く行っているのなら、またそれをせよ。」ですね!!