冬の庭に咲く、一輪のバラ。
ここ数日は、雨に濡れ、木枯らしに吹かれ、雪をまとい、季節を全身で
受けとめ、凛として咲いています。
ブルームーンという名前が付いています。
このバラの名前の由来になっているかどうかはわかりませんが、
「ブルームーン」と呼ばれる満月があることを先日知りました。
通常満月は、ひと月に一回、季節に3回しかありません。ところが、季節に4回満月を迎えることがあります。
満月の間隔(約29.5日)よりも、一か月の日数(約30.4日)が、わずかに長いので、季節の最初の数日以内に
満月だった場合、季節の終わりまでに4回満月となる ということです。
4回満月の場合の、3回目の満月が「ブルームーン」。
ちなみに次回は、2016年5月21日にブルームーンと出会えます。
2~3年に一度の特別な満月。
何かお願いごとでもしてみましょうか・・・。
そんなロマンを感じる名前を持つこのバラ。
冬の季節に一人咲く、孤高な姿に惹かれます。
5月には、本当に本当に、華やかで気高い、庭の女王様なのです。