スニーカーを買う

ここ数年、足元がスニーカーやフラットシューズの女性が増えましたね。

楽そうで軽快でいいなあ、と羨ましく思いながらも、長年なじんだミドルヒールを履き続けていました。

小さい私は、この高さが一番バランスがいいんだと信じて。

 

そんな中、先日のある出来事。

その日はしばらく履いていなかったパンプスを履いて出かけました。

しばらく歩くと、あれ?足が痛いぞ、そっと靴を脱いでみると、小指あたりに血がにじんでいるではないですか。

年とともに足が膨張してきたのか、コロナ禍でヒールを履く機会が減っていたせいか…

最小限に用事を済ませ、足を引きずりながらやっと帰宅し安堵するもつかの間、更なる悲劇が待っていました。

家の鍵が無い!! カバンをいくらひっくり返してみてもないものはない……

しまった! 出かけるときは家族がいたので、自分で施錠することなくでたのですが、その後家族は外出。

そう、閉め出しとなったわけです。

どこか開いてないかしらん、勝手口や掃き出し窓に空しく手をかけてみましたが、もちろんびくともしません。

家族が帰るまでには、まだ3時間もある。

近くの(といっても歩いて15分かかる)ファミレスに行くしかなさそう。

足の痛みに耐えながら(というか、もう麻痺して痛みも感じない)デニーズにたどり着き、一人もそもそと夕食をとったのでした。

(あまりに可哀そうな私に、ワインをつけてあげることは忘れませんでしたが…)

ひとりディナーををとりながら決心しましたね、もうこの先の人生はストレスの無い靴ですごそうと。

 

作家の森瑤子さんが、エッセイで記されていたのを思い出します。

ハイヒールはエスコートする男性がいて初めて成り立つものだと。

なるほど…

あんな竹馬にのったかのような不安定きわまりないものを履けるのは、さっと腕をさしだしてくれる人がいる女性だけに許される特権だったのか。

 

ハイヒールはおろか、ミドルヒールからも脱落しようとしている私。

今までさんざん靴選びに苦労してきて、それでも痛い思いもしてきて、そろそろ足をストレスから解放してあげよう。

ということで、さっそくデパートの靴売り場に行ってみました。

そしてスニーカーの充実度に驚きました。

スニーカー売り場だけでなく、各ブランドコーナーも棚の何割かが、色や素材も様々なスニーカーで占められている。

こんなにバリエーション豊かになっているとは……

「スニーカー=運動靴」の古いアタマを一新しようと思います!

 

 

 

 

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