岡山の実家に帰省してきました。
夏ごろから帰りたいと思いつつもタイミングが合わず、先延ばしにしていたので、やっと帰れてほっとしています。
施設にいる父との面会が許され、急きょの帰省でした(コロナで面会制限が続いていた)
一年ぶりに父の顔をみて、一方的だけど声をかけることができた。
実家と、母方の家のお墓参りもできた。
高齢者住宅にいる義理の父にも会いに行けた。
兄とも久しぶりにゆっくり話せた。
こうして滞在中にあれこれと動きながら、生まれ育った土地のパワーを存分に浴び、エネルギーチャージをしているのだろうと思う。
生物にとって生まれた場所には、その存在を裏付ける特別な何か、があるのではないかと思います。
サケはその鋭い嗅覚で水中のアミノ酸組成を嗅ぎ分けて、必ず生まれた川に戻ってくる…
動物は帰巣本能に従って、元いた場所に帰ってくる…
生物としての私もしばらく帰っていないと、とにかく一度帰らねば……と内なるものが疼きだす。
自分を育んでくれた土地、水、気といった環境的なもの、先祖の気配、そういったものに誘われている感じがする。
いつも帰省すると疲れるどころか、元気になって帰ってくるのです。
今回は7か月ぶりのエネルギーチャージでした。
フル充電したうえ、強欲な私は、行きの倍の重さになったトランクを軽々と持ち帰ったのでした。
増えた中身は、兄からかっさらった高そうな日本酒(私に価値はわからないが)
ちょうど食べごろを迎えていた大きな柿やかんきつ類(雨にぬれながら兄が採ってくれた)
帰り、新幹線の荷物棚にこの異常に重いトランクをのせようとして、おっとっととよろけたが、隣席の男性がさっと立ち上がり手伝ってくださった。
ほんとうにありがとうございました <(_ _)>