秋の二日間、庭仕事に精を出しました。
叔母がスイセン、チューリップ、グラジオラスの球根を送ってくれたのです。
去年の冬だったか、野菜など送ってもらったとき、スイセンの小さな花束が荷物に忍ばせてあった。
もともとは実家の、海に面した山の畑に自生していたものを、叔母が株分けして持ち帰り、増やしたスイセンだという。
「私もいつか、ハタビラ(山の畑の呼び名)のスイセンを庭に植えたい、だから市販の球根は買わないの」
そんなことを叔母に話した覚えがある。
叔母はちゃんと覚えていて、ちょうど植え付け時期の今、球根を送ってくれたのだった。
しかもグラジオラス、チューリップの球根も。
これは頑張って植えるしかない!
まー、力仕事でしたね。
うちの土は大小の石が混じった砂利のような土。
更に土の中は、木の根がおびただしく張りめぐらされていて、それを取り除くのも一苦労。
石ころを取り除き、じゃまな根を引きちぎり、ふかふかの土にはほど遠いところで妥協した(きりがないので)
石灰や牛フン、培養土など、家にあった有り合わせのものを適当に配合し、土づくり終了。
そして10センチくらいの間隔で穴を掘り、ひとつひとつ球根を埋めていく。
全部で40個ほどの球根、あちこちに全部植えきった。
ついでに毎年種をとって育てている、スイトピーも蒔いた。
春には、可憐な花たちがいっぱい咲くといいなあ。
この冬は、春の楽しみでちょっとばかりホクホクと過ごせそう!
季節はめぐっていきます……