モスラ~や モスラ~ ♪♪
朝から 古い映画の挿入歌が頭のなかで流れています。
シマトネリコの葉っぱの陰で 蛹になろうとしている蛾の(多分・・)幼虫。
身体を固定する糸を張って、最早うんともすんとも動きません。
おとといは、塀を力強く這いまわっていました。
その姿は、すでに刷毛のような触角を伸ばし、毛羽立った身体は成虫になった蛾の雄姿を彷彿とさせ、
子供としばし見入ったことです。
そして昨日、シマトネリコの木に移って這っているのをみかけました。
今朝、シマトネリコの葉っぱの下でご覧の姿に。
「ここがいい!!」
本能の赴くまま、蛹になるためのしばしの安住の場所をここにしたのですね。
「こんな人目に付く無防備な場所に・・ もっと雨風が防げるいいとこなかったの?」
人間の勝手な老婆心をよそに、彼は確信を持ってそこにいます。
すべてが自分に由っている。本当に自由な生の営み。
気ままなものです。
彼の変化を毎日目にする楽しみができました。
小さな庭に今日、この瞬間にドラマがあります。