先日、ある勉強会に参加したときのこと、参加者のお一人が話されました。
「自分にハンディキャップをかける発言をする人が身近にいて、聞いていて好ましいものではないのです」と……
例えばトレーニング中のその方に「頑張っているね」と声をかけると、
「やってはいるけど、なかなか効果は出ないわ…」と言った具合に、必ずネガティブな発言が返ってくるのだそう。
思わず「あるある~」と自分に重ね合わせ、うなずいている私がいました。
ちなみにこの「あるある~」はネガティブなことを言ってしまうのほうへの共感。
私も自分に関して、ちょろっとネガティブなことを言ってしまう傾向があるんですよね。
最近も、バドミントンの再開を知らせるグループラインの返信に、「楽しみです」とセットで、「体動くかなー」と付け加えた。
そういえば昨日も、新しい仕事先の方へのメールに、「若葉マークですが、よろしくお願いします」と綴りました。
他にも「人見知りなので」とか、「みんなの足をひっぱらないように」とかちょろっとネガティブなことを付け加えてしまうことがある。
すごくそう思っているわけではないのです。
癖みたいなものかも知れません。
ちょっとしたネガティブ発言の裏には、大目にみてほしいとか、緊張をほぐそうとか、自分を俯瞰して笑っちゃえ、みたいな自分を守ろうとする心理が隠れているような気がします。
何気ない言葉も、自分の深いところと結びついているのではないか、気づいて考えてみることは大切かも…と思った次第です。
人によりそれぞれ受け止め方が違うことも、改めて気づかされました。
「聞いていて好ましいものではない」と感じる人へがいることに、思いが至ってなかったなあ……
ネガティブ発言が、いいとか悪いとかいうことではない。
これは簡単に言えることではないと思っています。
心からそう思って事実を伝えたいという場合も多いし、弱音を吐きまくって元気になることいっぱいあります。
ただ、自動的に言ってしまうネガティブな口癖には気をつけようっと。