気がつくと、年の瀬を迎えていました。
今年は個人的にいろいろと出来事が多く、それ相応に喜怒哀楽のある一年でした。
「心のゆらぎ」といっぱい出会ったともいえます。
禅語における「風流」とは、もともとは「心のゆらぎ」と同義だと聞いたことがあります。
風に流れると書いて「風流」
さまざまな出来事(風に流される)にゆらぎながら、心とつき合い試行錯誤する中で、やがて新しい自分に出会う。
「ゆらぎ」は新しい心の発生源。
そうであるなら、どんな風にも流れ、流されようではないかと肝がすわる心地がします。
今年は新しい出会いも多くあり、嬉しいことでした。
同じ時代に生き、奇跡のような確率で出会うご縁、これも一つの「ゆらぎ」です。
次の何かへと運んでくれます。
世界的、社会的にも大きな「ゆらぎ」が続いています。
表面張力の限界かのように、あふれ出す事実や声。
人も社会も、本質の時代へと舵をきっているのかなあという気がしています。
先に何があるのか知らないけれど、できることは風に流れ流されながらも、自分の船をこぎ続けていくのみ。
直観と偶然の出会い、そして好奇心の赴くままに……
今年一年ありがとうございました。
皆さまにいい年が訪れますように……