年内に、と思っていたバラの地植えが完了しました!
一年半かけたバラの再生計画。
この数年樹勢が衰え、「かたあしダチョウのエルフ」または「夕陽のガンマン」みたいに哀愁ただよう姿になっていたバラ。
フェンスに寄りかかり、かろうじて立っていた。
世代交代を思いつき、一年半前に3本の挿し木を試みていた(その経緯はコチラ⇒ 5月 | 2021 | (n-room.moo.jp)
結果、みごと3本とも成功。
一番勢いのある株を晴れてこのたび地植えにしました。
かたあしダチョウのエルフのバトンは、無事に2代目に渡された。
バラの地植えって大変なんですよ、かなりの重労働。
しかも今回の作業は、まず先代エルフを抜きとることから。
土木用のスコップでせっせと土を掘り返す。
この10年でエルフは地中深く根を張り、根塊は(根が養分を蓄えて塊になったもの)巨人の握りこぶしくらいになっていました。
地上の姿に比べ、地中の姿のなんとたくましいこと、まだまだ生命力にあふれていることに驚きます(なのにごめん、エルフ……)
エルフが去った大きな穴に(深さ60㎝、直径50㎝くらいがいいらしいが、非力なので深さ直径とも40㎝で妥協する)骨粉、堆肥などを入れ、掘り返した庭土とまぜながら深さを調整する。
そこに鉢から取り出した2代目を鎮座させ、先日買ってきたバラの肥料をぐるりとまきながら、庭土を盛っていく。
最後に手のひらで、株の周りを押し固め、落ち着かせて完成。
ついでにもうひと頑張り、残り2本の苗も一回り大きい植木鉢に移植して、作業完了!!
なんという達成感じゃ……
ここで思い浮かぶのはこの言葉。
「明日世界が滅びるとしても、今日君はリンゴの木を植える」(マルティン・ルター)
ついでに…
「明日どんな日かしらないけれど、今日私はバラの木を植える」(フジタ)
そういえば、リンゴの木もバラ科の植物でしたね。
先代エルフにはしばらく2代目の傍らで、見守ってもらいましょう。
来年の春はいっぱい花が咲くといいなあ……