爪をパックリ

年が明けて、はや二週間ですね。

今年もよろしくおねがいします!

 

お正月も一段落した先日、ピーラーで爪をパックリ切るという失敗をしてしまいました。

考えごとをしつつ、あせって夕食の支度をしていたのです。

山芋の皮を勢い良くむいていて、山芋を持っていた指の爪までやってしまった。

あっと思ったときは、左手中指の爪の中からじわっと血が出てきた。

見ると爪の中ほどが、水平方向に2/3くらいパックリ切れているではないですか。

生爪のケガは痛いよ……わーん……

 

そして効き手ではないといえ、使えない指があるのは不便でしかたがない。

普段意識もせずに指を使っているけれど、それは爪も含めて総合的な動きだったのだとわかる(人間の手って、なんて繊細で精巧な優れものなんだろう)

バンドエイドで保護していても、家事をしているうちすぐはがれる。

うっかり割れた爪に負荷をかけてしまって、イタッとなる。

何かいい方法はないものかと頭を巡らせたとき、以前友人から聞いた話を思い出した。

友人のお母さんは、あかぎれで皮膚がパックリ割れたとき、瞬間接着剤を塗って家事をしていたという。

そうだ、私も瞬間接着剤でパックリ割れた爪をくっつけてみようか…

だけど瞬間接着剤はちょっと抵抗があるなー、医薬品でいいものがないかしらん…ということで薬局で聞いてみた。

 

年配の店員さん、「はい、ありますよー、これこれ」とはりきって紹介してくださったが、液体絆創膏なるもの。

さかむけや、あかぎれの指の絵が箱に描いてある。

「あれれ、これは皮膚用だったわ… 爪でしたよね、ちょっと違いましたねー、うーん、爪は無理かも… 皮膚と爪の成分は違いますしねー」

店員さん、はりきりモードから一転、申し訳ないモードになりながらも、他に何か提案できるものはないかと悩んでおられる。

その親身な様子がありがたく、親近感もわき「これで試してみます!」とダメもとで皮膚用を買ってみた。。

 

さっそくお風呂上がりに、割れてパクパクしていた爪に塗ってみた。

しばらく沁みたけれど、ここはちょっとの我慢、へらで押さえてしばし固定した後、そっと離してみた。

ん、なんと……くっついている!!

二度塗りすると更にいい感じ。

意外に使えました。

毎晩塗るのが、ちょっとした楽しみにすらなってきた。

店員さんと「大木のリュウバン」君、ありがとう。

 

年始めの失敗。

この一年、心おだやかに落ち着いて過ごせよ、ということですね。

 

      心の友、リュウバン君と新しい手帳

 

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