コリドラス・パレアタス(通称 青コリ)です。
我が家に迎えて一年半が過ぎました。
水槽の底でいつも思索にふけっている、この哲学的な風貌。
ひそかにコリ先生と慕い、日に何度もその姿を捜すのが日課となっています。
30センチ四方の小さな水槽ですが、水草の根元やら、二つのミニたこつぼの中外など死角がいっぱいあって、無事その姿を見つけると安心する。
コリ先生はどんどん大きくなる。
3~4か月ごとに帰省する娘が「わッ、また大きくなってる!!」と毎回のように驚く。
この一年半で体の長さは倍近くになり、今では6センチくらいありそうです。
特にしっぽの部分が、ぐーんと伸びた気がする。
さすがはナマズの仲間、成長するにつれナマズ感が出てきました。
年末、今までのお気に入りのたこつぼが窮屈そうなことに気がついた。
たこつぼの内側の丸みに沿って、まるでシャチホコのように体を反らせている。
さっそく一回り大きくて、底が平らになっている新しいたこつぼを買ってきて、入れてみました。
今まで、ご不便をおかけしていましたね……
さあ、今日から手足を伸ばしてゆっくりとくつろいでくださいね、とばかりに。
ところが……
コリ先生は、1か月過ぎてもかたくなに新居に入ろうとしない、旧居でシャチホコスタイルを続けている。
新居と旧居の場所を入れ替えてみたけど、効果なし。
新居あたりにエサを落とし続けてみたけど、効果なし。
そんなある日、コリ先生を水槽に残したまま、水換え作業をした。
作業中ふと気づくと、なんとコリ先生が新居に入っているではないですか!!
どさくさにまぎれて、不覚にも新居に足を踏み入れてしまったみたいです(やったー!!)
こちらの家ももなかなか良いではないか…と思ったのでしょうか。
それからは新居と旧居を行ったり来たり。
ちょっとしたきっかけで、新しい世界が広がることもある。
ね、コリ先生。