バドミントン

私の唯一の運動、バドミントンに行ってきました。

幼稚園時代のママ友の中から、自然発生的に始まった活動が、かれこれ15年続いている。

子供たちがそれぞれの小学校に上がり、ママ友とも顔を合わす機会がなくなって一年くらいの頃、「公園でバトミントンでもしない?」と一通のメールがきた。

 

旧いラケットを片手に出かけると、10人ほどの懐かしい顔が集まっていた。

芝生広場で、シャトルを風にあおられながら、二人一組で「いーち、にーい、さーん…」と打ち合う。

おしゃべりとバドミントン半々の、たまに会ってついでに運動もしましょ!みたいな会だった。

それはそれで楽しかったけど、なにしろ屋外なので、暑いわ、風は吹くわ、ネットは張れないわなど、やりにくさはあった。

そのうち、より快適な環境を求めて、公共の体育館を借りるようになった。

 

すると、もともとスポーツが得意で、運動神経抜群の人たち中心なので、みんなぐんぐん上達した(私を除いては…)

その日のメンバーが揃うと、じゃんけんで自分の番号を決め、みんなと次々にペアになって試合をする。

いいプレーには惜しみない称賛、珍プレーに笑い転げる。

底辺をウロチョロしている私でさえ、なにかと褒めてもらえる。

レシーブに失敗しても、「おっ よく反応したねー」

たまたまスマッシュがいい所に落ちたら「すごーい よく見てたねー」ってことになる。

この年になると全力で褒められることもないから、ホクホクするではないですか (*´▽`*)

 

このサークルが長続きしているのは、雰囲気がゆるくて余計なストレスがないからだと思っている。

人が集まるとそれなりに必要になってくるルールがほぼないのに、うまく回っている。

役割も決めていなくて、その日一番早く着いた人が、受付をする。

気づいた人が次回のコート予約をして、ラインで共有する。

参加する日は、前日にライングループにひとこと「参加します」と連絡すればいい。

試合の連続で、ゼイゼイする日もあれば、休憩たっぷりでおしゃべりばかりの日もある。

家のこと子供のこと、仕事のこといっぱい話す人もいれば、ほぼ聞くだけの人もいる。

それぞれだけど、みんなそれでOKな感じ。

 

この15年の間に、メンバーも少しずつ変わった。

転勤などで抜けていく人もいた。

人数が減れば、誰かがご近所つながりや、職場つながりなどで、新しいメンバーを連れてきた。

夏の間だけみたいな季節参加の人もいる。

 

こんな感じなので、この先お婆さんになっても、足腰がたつあいだは参加できるかも。

こういう懐の深さをもった集まり、希少だなあと思っているのです。

ありがたい……

   彼岸花がにょきり 1週間前は影も形もなかったのに!

 

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