夏みかんのマーマレードを作った。
2月だったか、娘が農業施設の収穫体験で採ってきた夏みかん。
そのまま食べるには酸っぱくて持て余していた。
それでもハチミツをかけて7~8個は食べたが、その後は果物好きの我が家でも誰も手が伸びない。
数か月たち、マーマレードにしてみようと思い立った。
確か「お菓子大百科」という本にマーマレードの作り方が載っていたはず。
レシピを参考に調理スタート!!
マーマレードを手作りするのは初めてだ。
皮の苦みを水につけてほどよく抜いたり、加熱前にグラニュー糖をかけて一晩おくなど、なかなか手間暇かかるのですね。
手をかけたかいがあって、極上のマーマレードがたくさんできた。
ついでにもうひと手間、皮をのぞいたバージョンで、シロップ煮も作った。
これも美味しいが、やはり皮も利用したマーマレードに軍配が上がる。
かんきつ類のジャムは、皮の苦みと歯ごたえを生かしたマーマレードが最高! と確信。
翌日、マーマレードとシロップ煮を贅沢に合わせた一口パイも作った。
これまた冷凍庫で持て余していた、冷凍パイシート。
リンゴのパイでも作ろうと、数か月前に気まぐれで買ったはいいけど、冷凍庫で長らく鎮座していた。
夏みかんも冷凍パイシートも、めでたく日の目をみてよかった!
マーマレードはトーストに塗り、ヨーグルトにかけ、日々楽しんでいる。
ペンションやホテルでも自家製ののジャムやベーコンなど出てくると、とても嬉しい。
手作りのものには、魔法のスパイスでも紛れこんでいるのか、ちょっと幸せを運んでくれますね。