雨上がりの庭、アジサイがきれいです。
アジサイは土壌によって色が変わるそうですね。
昨日TVをみていたら、お天気コーナーでちょうど解説していました。
酸性の土壌は青色系に、アルカリ性の土壌は赤色系に。
ということは、我が家の庭はアルカリ性の土壌ということなのでしょうか・・。
中学生のころ読んだ推理小説、題名もストーリーも思い出せないのですが、結末だけ強く印象に残っています。
(森村誠一の「花の骸」だったような気もするのですが、まったく自信がありません)
確かアジサイの根元に犯人が死体を埋めるのですね。
アジサイの花の色が変わったことから、埋められていた死体が発見される。
あざやかな紫陽花の花と、腐乱する死体。
地中から死者の情念がたちのぼり、鮮やかな花を咲かせ、自分の居場所を知らしめる。
恐ろしや、恐ろしや・・・
気功家のの望月勇さんによると、アジサイは植物の中でも、とても強い「気」を出していて、強すぎて人間が
負けてしまうくらいのこともあるのだとか。(学研文庫 気の発見より)
わかるような気がします。
美しいだけではない。
こちらに迫ってくる強さ、したたかさ、飲み込まれるような感じ・・。
存在感のある花です。
我が家のアジサイの根元、掘り返してみる勇気はありません。