母の命日に、母の夢をみました。
夢から覚醒する間際、夢か現かでまどろんでいる中で、「生きているだけでいい」という言葉が下りてきました。
夢の内容は覚えていないのに、この言葉だけがしっかりと目覚め後も残っていました。
「生きているだけでいい」
母からのメッセージなのかなと思いつつ、その言葉が意味するところを、数日間考えるともなく考えていました。
そんな中、高齢の父の心配もあり、実家に帰ってきました。
最近とみに体も衰えてきて、孤独からの失敗も多い父です。
様子を目の前にすると、自分のものさしを振りかざしたくなります。
もっとこうであってほしい・・
「生きているだけでいい」
まだ未消化のこの言葉を、何度も思い返しました。
この言葉の本当の深さをいつの日か理解し、少しずつでも自分の中に根付かせたいと思います。
今回の帰省は、今後のことを話し合うのも目的でした。
実家に泊まった日の朝、やはり目覚める間際の時間、「一番大切なのは父の気持ち」という思いがふいに浮かびました。
(どうも私は夢や目覚める間際、意識のレベルが低い時に、どこからかメッセージを受け取る傾向があるようです)
そうだ、一番はやはり本人の気持ち。
父の気持ちよりも、子供にとっての安心を優先しそうになっていたことに気づかされました。
本人の気持ちを置き去りにしては、肝心の本人の力も出ないでしょう。
今回親子3人、それぞれの意見、気持ちを話せたことはよかったなと思っています。
まだ初めの一歩ですが・・・
3月ももう終わりですね・・・