またやってしまいました。
仕事の帰り、ちょうどお昼になったので、通りすがりのコメダにはいった。(名古屋といえばコメダ、私は10年ぶりでしたけど)
カフェはすいていて、ゆっくりランチを楽しんだあと、レジで伝票を出す。
「1100円です」と店員さん。
そのときやっと気づいた。
ない、ない! お財布がない!
とっさにあわてたけれど、実はこういうときのために準備しているお金がある。
定期入れに1枚ずつ折りたたんだ、千円札が2枚。
胸をなでおろしながら、二枚の千円札を一枚づつ広げて、トレーにのせたのでした。
何かを察したらしい、二十歳くらいの店員さんの笑顔がやさしかったです。
いったいいつになったら学習するんだろう。
何度も同じようなうっかりを繰り返している。
かご一杯の食料品を前に、スーパーのレジでお財布がないことに気づいたのも一度や二度ではない。
電車の定期を忘れて、空しく現金を払う。
スマホを忘れて、緊急連絡が入っていないことを祈りながら、一日を過ごす。
日傘や傘はいろんなところに忘れて、何度とりに行ったことだろう。
うっかりのたびに、決心はするのです。
もう、これをを最後にしようと。
何日かは注意している。
出かける前にバッグの中身をチェックする。
「財布、スマホ、マナカ(交通カード)筆記用具、4点セットOK!」
荷物が複数のお出かけの時は、電車を降りる、お店を出るなどの移動のたびに個数をチェックする。
「バッグ、紙袋二つ、傘、4点OK!」といった具合に。
でも「喉元過ぎれば熱さを忘れる」のことわざどおりに、たちまち元ののうっかり体質に戻っている。
チェック習慣を自らに課したことも、いつのまにか忘れている。
そういえば、自転車で子どもの参観日に行ったのに、そのことをすっかり忘れ、歩いて帰ったこともあったなあ。
小学生の時は、寄り道した友達の家にランドセルを忘れて帰ったっけ。
思いだすと枚挙にいとまがないです。
定期入れの二千円、このたび三千円に値上げしました。
でもそこじゃなくて、ホントに気をつけなければね……